代表挨拶

古場代表理事

文部科学省の調査によると、たくさんの子供たちが日本各地でいじめに悩んでいます。誰にも相談できず悩んでいる子供たちのためにできることがないかと考え、私たちは2015年末に「いじめ撲滅」をテーマに実行委員会を立ち上げて現在に至ります。

県内の小学校を訪問し、道徳の時間にいじめの話をする「出張事業」、いじめや不登校に悩む子の「個別相談事業」、勉強の遅れを取り戻し復学や進学につなげる「学習支援」、子供たちの主体性を育む「体験学習・イベント」を行っています。

市や教育委員会、佐賀県警察本部のご協力も得られるようになり、地域の沢山の方々のご支援も得て、子供のSOSの声が届く場が得られたことを光栄に思っています。一方、今も人に相談できずにいる児童・生徒たち、学校でいじめを止めようと一歩踏み出せずにいる子供たちも多数いることでしょう。私たちは、子供たちの明るい未来づくりの一助となれるよう、今後も事業の一層の充実を目指します。

佐賀県、日本の将来を担う子どもたちのために

「実はうちの子がいじめに遭っているようで」「学校に行きたくないって息子が言っていて」との言葉を、友人・知人からよく耳にするようになりました。「僕らで出来ることから何かやろうよ」と思い立ち、2015年12月から地域活性化・いじめ撲滅をテーマに、任意団体として手弁当で仲間達とこの活動を開始しました。

当初は、「教育の素人のおまえ達に何が出来るのか?」と不審に思われている様子でしたが、活動を通じて賛同者が増えていき、2018年度から佐賀県内の全市町、全市町の教育委員会、校長会、佐賀県警察本部、県社会福祉協議会のご協力をいただく活動になりました。また、多くのボランティア団体や企業にもお力添えをいただいています。

活動を通じて、子どものいじめは、子どもだけでの解決が難しいという事がわかりました。教育委員会・学校・保護者そして地域の大人達が共通の認識を持って取り組み、子どものいじめを地域の力で解決していけるよう、日々事業の改善に努めています。

なお、出張授業・個別相談・学習支援・子どもたちの体験授業やイベントを実施していくにあたり、どのような境遇におかれている子どもにも必要な事業に参加してもらえるよう、費用は全て無料で行なっています。

地域の力を結集して佐賀県からいじめ撲滅を実現し、それが日本全国に波及することを願って全力で走り続けます。

PAGE TOP