佐賀県から!日本から!いじめゼロ宣言!!

悩んでいる子どもたちに立ち上がるきっかけを

いじめ撲滅実行委員会

2020年10月の佐賀県の発表によると、2019年度、県内の学校で認知されたいじめの件数は、小学校が674件、中学校が461件、高校が197件、特別支援学校が5件で、合わせて1337件でした。2018年度の950件より4割も増えています。

当会は、これまでいじめ撲滅啓発イベントや、ご依頼いただいた県内の小・中学校での道徳の出張授業と並行して、いじめの個別相談を行なってきました。出張の個別相談も2018年度は8件、2019年度は16件、2020年度は51件と、依頼が急増しています。

このコロナ渦で自粛や制限のある暮らしが長期化したことで、2020年の春あたりから「いじめがきつい」から、「死にたい」と口にする子どもが増え、年齢層も低下しています。いじめが理由でないものも含まれますが、小学校低学年で「死にたい」と思わせる社会が今の私たちの社会なのだと思います。

地域の大人が協働していじめ撲滅をサポート

2019年イベント会場にて

これまでの活動から、市町・教育委員会・校長会や学校・地域の大人がバラバラに課題解決に取り組むのではなく、それぞれが役割を明確にして協働することが、多くの子どもを笑顔にし、さらには地域の活性化にも繋がると感じています。現在、佐賀県の全市町や全教育委員会、佐賀県警、社会福祉協議会、ライオンズクラブ、ロータリークラブのボランティア団体、九州電力㈱佐賀支社など、応援の輪が広がっています。子どものいじめを、子どもだけで解決することは難しい。子どもたちがもっと気軽にSOSを発信できる居場所を作りたい。私達がその受け皿になりたいという思いで活動を行っています。

子どもたちの明るい未来づくり

文部科学省調査の2020年秋の発表によると、佐賀県のいじめ認知件数は前年の950件から1300件あまりに増加しています。今も人に相談できずにいる児童・生徒たち、学校でいじめを止めようと一歩踏み出せずにいる子どもたちが多数いることが想定されます。私たちも学校等での講演や個別相談を経て、一層のいじめ撲滅・子どもたちの明るい未来づくりの一助になりたいと思っています。

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