地域の連携で子どもの悩みを早期に解決したい

不登校やいじめに悩む子どもへの24時間個別出張相談と心のケアの強化

いじめ相談ダイヤル

当会へのいじめに関連する相談の半数は、親に心配を掛けたくないと、独りで悩んだ末に、本人が切羽詰まって連絡してくるケースです。その大半は、学校が翌日に控える日曜日や連休最終日の、保護者が寝たあとの23時以降です。
残りの半数は、日頃から当会へ賛同ご支援いただいている企業・商店・団体から、「家族が悩んでいるので会ってくれないかな?」とお繋ぎいただくケースです。
当会では、子どもから直接の相談連絡には「明日ではなく、今、動く」を心がけています。一番辛い今だからこそ、会いに行きます。

保護者・当会・学校(教育委員会)が連携して子どもをサポート

当会では、相談を受けた当日から迅速に動きます。保護者や学校などの関係各所に状況を伝え、今後の動きを共有します。相談者が加害側に「嫌だからやめてくれ」と意思表示を行ったその直後から、密に連携を図りながら解決に向けて全力で取り組んでいます。
また学校から保護者へ伝えにくい事、逆に保護者が学校に伝えにくい事を、主旨を理解して伝える事も大切な役割だと感じています。

いじめ撲滅を通じて地域活性化へ

長期の不登校や家に引きこもりがちな子どもには、まず会ってもらえるよう家に頻繁に通ったり、電話やメールで興味があることから会話を始めて、保護者の了解の元、外出して気分転換を図りながらコミュニケーションを深めていきます。

そして信頼関係が築けたあとに、当会から子どもたちに1つだけ必ずお伝えしていることがあります。それは、学校に行き、加害者に対して「嫌だからやめてくれ」と言葉にする事です。

大人でもかなり勇気のいる言葉です。「怖い」「これまで以上に攻撃されるかも」という思いを、「当会・保護者・学校の先生が必ず守る」との約束によって子どもたちが実行してくれることを、私たちは見守ります。

口に出来るまで数日かかりますが、それを実行出来た子どもは必ず自分自身に大きな自信を持ってくれます。

関連記事

  1. 2019年イベント会場にて
  2. 出張講演
PAGE TOP